♀犬 避妊手術 前編

避妊手術の術式は主に 卵巣摘出 又は、卵巣子宮全摘出 がある

避妊手術の目的について・・
妊娠を避けることは元より、ホルモンが関係して誘発される卵巣腫瘍、子宮蓄膿症、乳腺悪性腫瘍などの疾病に将来罹らないようにすること
妊娠を避ける為だけでなくこういった予防医学を重要視する これスマート

当院のオペは卵巣割去法 (卵巣を摘出すること 以下卵割と呼ぶ) が主流である

理由は簡単 卵割で避妊手術を行う目的は完璧に達成できるから である

子宮卵巣全摘出 (以下全摘と呼ぶ) に比べ卵割のオペは麻酔時間も短く他にも多々患畜への負担が少ないというメリットがある
単純明快、だから卵割を行う 

全摘と言っても、犬の場合双角子宮 (単体ではなく複数受精卵が着床可能である) であり構造が人間の子宮とは異なるため本当に全部摘出することはできない
その部位に尿道の出口も含まれるからだ (人間は別々でしょ 
  
全摘手術を受けても卵巣が取り残されている場合はただ妊娠しないだけでその他有意義な目的を達成することが出来ない
卵巣はとても再生力の高い組織でありほんの少しでも残ればきちんと機能するもとの卵巣に戻ってしまう
だからシーズンは到来し残った子宮の部位が充血、外部からの雑菌に対してのディフェンスが脆くなり炎症を起こす可能性は物理的に考えて存在する

 例えば昨日した手術 (人間のじゃないのでモザイクなしですごめん


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未避妊12才
子宮内膜がホルモンのなせる業で肥厚(炎症が起こり腫れたとか)外陰部の外に突出してしまったの図
子宮全摘術を受けていても (術者の不注意若しくは未熟さから) 卵巣を取り残していたらこうなってしまう可能性が少なくてもしっかり存在する

同時にその再生しちゃった卵巣は勿論膿腫にも癌になる可能性もあるし、乳腺の悪性腫瘍誘発原因にもなるし、避妊手術を受けた意味が全くなくなるってこと


んで  その前の日に社交界デビュー、淑女になった真友カップル’s 長女


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