
お散歩もしてもらってないのに鞭虫ひろってくるわけないし
多分数ヶ月前じゃなくてもっと前からもっともっと前から鞭虫いたんじゃないかしら
むむむ
むむむ と言えば・・・
数日前知人兼譲渡先から電話

かなり遠い所に住んでいるので平素から紹介しないでとお願いしている
『ゆこちゃん、今回だけは特別に診てもらいたいの
判ってるの 最初は断ったんだけど・・・カクカクシカジカ・・』
突然皮膚炎が勃発
何件も病院をかわっても全然良くなるどころかドンドン酷くなる
行き着くところがアレルギーだと手の施しようがないと言われ絶望している
うちより全然遠い病院まで行っているから遠くても全然苦にならない(飼い主が)
兎に角診るだけ診て欲しい
往診なんて絶対お願いしない
と言うわけで本日来院
飼い主本人から直接聞いた今までの経緯、その話だけでも8割方確定
更にダメ押しで該当犬を一見しただけで99%確定
これ 疥癬 です

なんでこれが判らないの

アリエマセン
普通判ります
判らないってほうが不思議
処置5分で完了(注射とレボリューション)
多分劇的に良くなると思う
判らない と言えば・・・


カルテを書こうとしているあたし
「院長・・・これ なに? ミ?シ? みーな? しーな?」
今自分で書いたばかりの証明書をがんみの院長
「・・・・・・・」
あたし
「どっち?」
院長@いつもより輪をかけて不愉快な顔
「・・・・わからん



わ・・・わからんて・・・
一昨日夜10時半
保護犬の花が永遠の眠りにつき遠い所へ逝ってしまった
元の飼い主が死亡し養育者がいなかったためセンターに引き取られた子だった
一時預かりをしていたDちゃんに無茶苦茶懐いていた
何故かDちゃん命みたいな花だった
数日前の日記で逸走したというワンコはこの花だ
今思えばDちゃんに会いたかったのだろう
Dちゃん家に帰りたかったんだろう
だから脇目もふらず一目散にDちゃんちの方向へ走っていったんだろう
願いを叶えられなくてごめん
呼吸が苦しそうな症状はセンターから引き取ってすぐに現れた
どんな処置をしても快方に向かうどころかどんどん悪化していく
暫く治療をしながら様子をみるため帝国ホテルへ滞在していたんだけど・・
可能な限りの諸検査を経て考えられる原因は既に罹患していたフィラリア症
運悪く成虫が肺動脈を栓塞させているという診断
高度医療センターで緻密な検査の予約を取る矢先の急変
このまま更に苦しむ姿をみるなんて堪え難きこと
花本人と同じくらいの辛さだった
花
悟ってくれたんだね
花
ありがとう
花
あなたの笑顔を忘れません
久しぶりに泣けた
泣けて泣けて堪らなかった
今こうしていても泣けてくる
カヤの会のスタッフ
みーんながあなたのことを心配しそしてあなたのことを愛していました
輪廻転生
願わくば来世生まれ変わった時に必ずDちゃんちの子になりなさい




