ごめんね ティム その2

前肢を骨折した状態でセンターに保護されたティム
通常こういった珍しい犬種は他の団体からの引く手数多
ある意味人気犬種の若い子なんてカヤの会に回ってくることは先ずない
いや 絶対ない
年齢や性格に問題ある子が多いってこと

でもその前肢の骨折故いくらマニアック且つ子犬でも誰も手を上げることがなかった
ということは城南島送り 致死処分
なんで引き受けることになったのかあたしは直接関わらなかったから判らない
聞いたかもしれないけど忘れてしまった

兎に角ティムはカヤの会にやってきた

この引き出しに当たっては、先ず 骨折の治療、リハビリ先の確保 が必須
行き当たりばったりなんとかなるさなどでは到底済まぬハードルの高いケースになった


カヤの会が立ち上がる前から今の今までずっと強力にバックアップしてくれている真友、獣医師がいる
あたしたちが日々躓くことがあってもなんとか軌道修正し活動してこられているのはその獣医師H先生助力あっての事だと言っても決して過言ではない

そのH先生がティムの引き出しにGOサインを出してくれた
ティムは生き延びることが出来た


先ず骨折の治療に当たり、レントゲン写真からの結論は足が細すぎてピンニングは不可能
プレートもダメ(経験豊富且つ機材も整う専門医での所見
外傷を治癒させてからギプス固定という選択肢しかなく応募は短期間でも半年以上先になること決定

一口にこう説明してもその治療は想像を絶するほど困難&手間のかかることなのだ

遊びたい盛り、動きたい盛りのちびっ子に強制安静を強いるわけである
まだ子供で動きたくて仕方のない子犬に安静を強制し狭いクレートの中で生活させる
子犬を育てたことがある人であればどんなにか大変かは容易に想像出来ると思う

武士に二言はなくH先生は最後までしっかり約1年近くかけて難しい骨折の治療を施し完治させた
ハードな仕事の中、毎日テーピングをし直し、糞尿まみれにな身体を清潔に保ち、適度な運動リハビリをさせ、専門職ならでは、誰も真似の出来な手篤い介護、彼女なくしてティムの復活はなかったと断言できる



実はティム
もう1本の前肢も骨折治療をした痕があった

後日ティムのもとの飼い主が判明
飼い始めてすぐ骨折させ治療に莫大な費用がかかったそうだ
治ったと安心してすぐまた骨折
同じ費用がかけられない

それでティムは捨てられた


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                     治療中のティム

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                  大好きなH先生に抱っこされてご機嫌なティム


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コメント


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蛇が巻き付いている杖
それは動物の言葉が分かり、あまねく動物たちを護る神様が持つもの、と何かで読んだことがあります。
その印を胸に付けたH先生のお人柄が思われます。
カヤの会の皆さまとH先生に救われたティム君がその後どうなってしまうのでしょうか。
悲しいタイトルに胸が塞ぎます。

かいまめ | URL | 2010年04月28日(Wed)01:14 [EDIT]