かなり前にアメリカの大きな動物病院の特集をみた
その病院は24時間体制でアメリカ全土でも3本の指に入るという総合病院だそう
スタッフは100人、獣医師が30人弱、入院患畜は40、1日に診療する患畜はゆうに100件以上
ふぅ〜ん
うちの病院は院長と私だけだけど、多い時はそれにちかい患畜くるよ
すげぇーじゃん
院長、人間性はさておき獣医師としてはかなりだと思う (褒められる事はこれしかない)
どんな類、大きなオペでもこなすし、手に負えなくて大学に回す事は希である
一番感心することは方便でも絶対に患畜主にウソをつかない
言葉に脚色はないし大袈裟なことも言わない
判らないことはハッキリもったいぶらないで判らないと言い放つ
でもとても判りやすいと思う
考えられないほど器用である
猫の動脈を切開して栓塞物を摘出(心内膜炎など)、縫合するなんざ神業つか私には絶対に不可能
今では滅多にお目にかかれないフィラリア症のオペ(ベナキャバ)も失敗した事はない
(犬の頸静脈を切開し特殊な鉗子で心臓内のフィラリアを全て吊り出す、迅速且つ確実になされなければならないオペ)
前肢の静脈注射(採血又は麻酔)は子猫でも駆血帯要らず毛も刈らずでヒットさせる
美容整形外科医になったらよかったんじゃないかね
身内に外科医がいるけど(人間の)外科医は器用じゃなくちゃ絶対駄目
んで且つ度胸があるといいらしいよ
きっと米粒に絵を描く画家にもなれる・・・・・・
反面・・・・
病的なほど潔癖、完璧主義者
1日に100回以上は手を洗う
ちょっと怪しいな(伝染病)と思われる患畜を診た後は一心不乱に消毒魔になる
ボロボロこぼしながらお煎餅やらお菓子を食べている私、犬にベロベロ顔舐められても全然平気で拭かない私、いつも軽蔑の眼で小言攻撃
人を雇えば楽だと思う
人を雇う経費が患畜オーナーの診療代に反映することを危惧しているのではなく、神経質故人に任せられない
ただ理由はそれだけ
「医業たるもの利潤を追求して行われるものではない」
ほんとかよ
もうちょっとあたしの給料あげろ!3kに見合った金額にっ!!
若い頃友達に「我が儘気儘何様お天下様湯子様」とか「傍若無人」とか言われていた私
自分のしてきた事は全て自分に返って来るという・・・・
どうみても因果応報です
本当にありがとうございました

