
今日は嬉しい休診日
が・・・朝から院長落ち込む
メダカの大人が1匹お亡くなりになりました
昨日のお昼近く午前の診察が終わる頃
保護犬の引き渡しやら到着やらでワサワサしていたここ○○動物病院待合室
若い女性がなにやら小さなお菓子の包みを持って登場
「こんにちは 昨日はお世話になりました その後どうですか?」
??( ̄_J ̄)ん?
貴女は誰? 一体何のこと??
女性
「あのー昨日のスズメ・・・」
あーあーあー
昨日小さな子供と供に傷ついたスズメを持ち込んで来た人だった
スズメが猫に襲われていたのに遭遇し、無我夢中で救出
猫から取り上げたスズメをそのままティッシュにくるんで駆け込んだ・・・てこと
人間に獲物を奪われてしまうようなボーッとした猫に捕まるわけはない
そのスズメ、猫に襲われる前にねずみ取りにかかっていたみたい
身体全部に鳥もちみたいな異なる物質がこびりついて というかまとわりついて、くるまれたティッシュがそれにくっついちゃって・・・最悪

まるで炎天下ポケットの中で収拾のつかない状態に陥ったミルキー(ママの味)
どーすんだ これ

左掌にそっとスズメを掴み、ティッシュをなんとかしようと右手で探れば死力を尽くし抵抗するスズメにおもいっきし咬まれる(正確にいえばつつかれる)
いたたたたたたたたたたたた 痛ったーい
おい 君 判ったからくちばしであたしの指にぶら下がるのはやめて下さい
あたしの絶叫にて院長が奥の間からお出ましに・・・
院長
「ううむ これは困ったな・・・ま 置いていきなさい 連れて帰ったってどうしようもないでしょ? 多分助からないとは思うけど・・・何とかしますから」
え?
なんとかする?
ぉいおっさん 院長よ
その・・なんとかしなくちゃならないの・・・・
それはあなたじゃなくてあたしね
なんともなんねーよっ

とりもちみたいのがついた身体をどうにか元に戻す事は不可能
よく見ると腹部に咬まれた傷があって穴が開いて出血していたし羽根は両方とも折れオマケに足も両方折れてたよ 号泣
あたし
「・・・・・・どうにもならないよ これ どうすんの?」
院長
「痛みから解放します」
そーいうことか
あの親子に苦しむ姿を見せずにってことね
スズメさんにも犬や猫と同じ安楽死を施します
怖かったでしょ
痛かったよね
もう君を遮るものは何一つない
思いっきり自由に天空まで羽ばたけ


あたし
「あのまま苦しまず眠るように息を引き取りました 残念だったけど・・・きっとありがとうって貴女に感謝して♪」
涙ぐみ深々と頭を下げ感謝の気持ちをあたしに伝え埋葬した場所に手を合わせていった女性
若いのに今時珍しく律儀な人よのう
きっと彼女に育まれるあの女の子は命の尊さをしっかり学ぶ素敵な大人になるんだろうなぁ
が・・・朝から院長落ち込む
メダカの大人が1匹お亡くなりになりました

昨日のお昼近く午前の診察が終わる頃
保護犬の引き渡しやら到着やらでワサワサしていたここ○○動物病院待合室
若い女性がなにやら小さなお菓子の包みを持って登場
「こんにちは 昨日はお世話になりました その後どうですか?」
??( ̄_J ̄)ん?
貴女は誰? 一体何のこと??
女性
「あのー昨日のスズメ・・・」
あーあーあー
昨日小さな子供と供に傷ついたスズメを持ち込んで来た人だった
スズメが猫に襲われていたのに遭遇し、無我夢中で救出
猫から取り上げたスズメをそのままティッシュにくるんで駆け込んだ・・・てこと
人間に獲物を奪われてしまうようなボーッとした猫に捕まるわけはない
そのスズメ、猫に襲われる前にねずみ取りにかかっていたみたい
身体全部に鳥もちみたいな異なる物質がこびりついて というかまとわりついて、くるまれたティッシュがそれにくっついちゃって・・・最悪


まるで炎天下ポケットの中で収拾のつかない状態に陥ったミルキー(ママの味)
どーすんだ これ


左掌にそっとスズメを掴み、ティッシュをなんとかしようと右手で探れば死力を尽くし抵抗するスズメにおもいっきし咬まれる(正確にいえばつつかれる)
いたたたたたたたたたたたた 痛ったーい

おい 君 判ったからくちばしであたしの指にぶら下がるのはやめて下さい
あたしの絶叫にて院長が奥の間からお出ましに・・・
院長
「ううむ これは困ったな・・・ま 置いていきなさい 連れて帰ったってどうしようもないでしょ? 多分助からないとは思うけど・・・何とかしますから」
え?
なんとかする?
ぉい
その・・なんとかしなくちゃならないの・・・・
それはあなたじゃなくてあたしね
なんともなんねーよっ


とりもちみたいのがついた身体をどうにか元に戻す事は不可能
よく見ると腹部に咬まれた傷があって穴が開いて出血していたし羽根は両方とも折れオマケに足も両方折れてたよ 号泣
あたし
「・・・・・・どうにもならないよ これ どうすんの?」
院長
「痛みから解放します」
そーいうことか
あの親子に苦しむ姿を見せずにってことね
スズメさんにも犬や猫と同じ安楽死を施します
怖かったでしょ
痛かったよね
もう君を遮るものは何一つない
思いっきり自由に天空まで羽ばたけ


あたし
「あのまま苦しまず眠るように息を引き取りました 残念だったけど・・・きっとありがとうって貴女に感謝して♪」
涙ぐみ深々と頭を下げ感謝の気持ちをあたしに伝え埋葬した場所に手を合わせていった女性
若いのに今時珍しく律儀な人よのう

きっと彼女に育まれるあの女の子は命の尊さをしっかり学ぶ素敵な大人になるんだろうなぁ


