



どんな人をみてもいい人に見えてしまう
実際に会ってもみんないい人に思えてしまう
だからしょっちゅう酷い目にあう
スカーンと騙されちゃう
今までどんだけ悲しい思いをしてきたことか・・・


沢山の素敵な友達がいるって昨日話したけど中にはそんな経験だってしているわけ
遊子って悩み事ないでしょ?
悩んだ事なんてないよね?
苦労ってなに?みたいにいつも楽しそうでいいね
よーく人様からそう言われる
アタシハアフォカ?
んなわけない
譲渡活動に於いてもそう
大変だよ 実際は
気の置けない心強い仲間が沢山できて大変さもみんなで笑って分かち合い対応できてるから今はすっごく楽になったけど・・・
こんなに大変
みてみて 私は偉いの
これでもかと自分の苦労を前面に押し出す
哀れを絵に描いた保護犬
病気のオンパレード、保護犬の病院にかかる費用
飲んでいる薬の一つ一つをも画像にて陳列
涙涙の物語
ヒロインは保護犬ではなく保護しているホモサピエンス
よくみかけるお涙頂戴のデモンストレーション
あたしにはできない
したくない
しようとも思わない
だってねえ
何度も云うけど誰に頼まれてとか押しつけられてやってるわけじゃない
自分の好きでやってるわけ
強制じゃなく任意

そんなに泣き言いうんだったらやめれ
やるんだったら黙々とやれ
うるせえ
中にはそーいうのが大好きな人もいる
一緒に泣いたり騙されたり何もしなかったりで忙しい
それはそれでいいの
あたしが嫌いなだけ
一緒になんて泣けないし、もう金輪際騙されたくないし、分相応に自分がしなくちゃならないことで忙しい

学生の頃 あたしんち、友達が入れ替わり立ち替わり沢山遊びに来ていた
中にはあたしだってあんまり知らない子もいたり・・・
母
「あなた一体何方だった?見かけないけど・・・」
そう聞くと
「おばさん、友達の友達はまた友達だっていうじゃん 私にもコーヒー入れてね おばさん」
母
「・・・・・・・」
そんなのがずっと継続してるあたし 笑
今日のお話しは親友Dちゃんの親友Yちゃんのこと
友達の友達はまた友達って言うでしょ?♪
だからDちゃんの友達はあたしにとっても大事な友達
Yちゃんとはもうかなり長い付き合いになる
Yちゃんの家族みんなと仲好しだ
んでYちゃん一家は最初っから今までずっと保護犬を迎えてくれている
1頭目
あたしの忌み嫌う外道、似非ボランティア、府中の〇〇ネットワーク代表が
「ちょっと私柴犬って嫌いなのよ、この♀連れて行って!」
そう首根っこをひっつまんであたしに押しつけた黒柴
小太郎は♂だった
ダマサレテコキツカワレテタ
アウシュビッツを幸運にも脱出
近所の人気者、小太郎は悠々自適で犬生全う、老衰で天使になった
2頭目
G・シェパードを迎えてくれる
名前はシェール
兄犬と共に2頭で相模湖付近の訓練所に預けられそのまま飼い主がトンずら
引き取りに来ずセンターへ出される寸前だったワンコ
兄の方は威風堂々とした立派なシェパードで某これもあたしの大嫌いな愛護団体に成長した当時はいち大型犬好きなオバチャンが引き取り、みすぼらしい♀の方を彼女が迎えてくれた
口輪の痕が痛々しくずっととれなかったシェール
最期にちょっと寝たきりになったりしたけど天寿全う老衰で天使になった
4頭目
一般道を放浪していた皮膚炎が酷い状態のボクサーの子犬を緊急保護
センターに届け出るものの飼い主現れず
理由は難治性のアカルスだったから(推測)
命名ゴン
この子は晩年脳腫瘍に冒され2年近く腰が立たなくなり寝たきり状態
介護が本当に大変だった
眼球をぶつけ摘出までした
泣き言ひとつ言わず良くこんなに丁寧に世話をし看取ったかと感心した
Yちゃん一家の献身的な介護
1人1人が絶え間ない愛情を注ぎ犬冥利に尽きる生涯だった
3頭目
知り合い(Yちゃん一家の)が飼育放棄したシッパーキ
こいつが曲者
犬種的にきついと言われる彼はその顕著たるヤツだった
小さいナリのくせに病院送りにした人間は数知れず
歯も削った
訓練も入れた
でもどーしても手に余る凶暴ブラックデビル
けどYちゃん一家は決して諦めなかった
今まだスリッパは現役
このシッパーキ、スリッパは何故か最初からあたしに絶対服従
あたしのことが好きなのでは決してない
あたしの前では反抗する素振り微塵なく従順な子羊に変身する
クックック
本当は譲渡先を探したんだけどこんなんだから無理だった
時間差で4頭 沢山いたときで3頭
最後にスリッパだけになったとき
また保護犬を迎えたい
ごくごく自然にそーいう話になった
タイミング悪くカヤの会には当時妥当な保護犬なし
他の団体やいつでも○親募集中などで この子!と決めて応募するが悉く流れた




