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真友(まぶだち)その1

かれこれ10年以上前の話
患畜主からの相談

子犬 が欲しい 

患畜主N夫妻は私と同年代
飾りなどなにもない全身が誠実を物語る夫君のK君と物静かな可愛らしい妻のNちゃん

命をお金で買う・・・それを不自然に思う彼らはすぐでなくてもいいから飼い主を求めている子がいたら迎えたいという事だった

地元の愛護ボランティアから猫を1匹引き取っている
白地に赤茶虎のちびた君 

犬も家族の一員に欲しいとずっと願っていたが住宅事情から断念していたらしい


「遊子さん、犬が飼いたいから頑張って一戸建て買いました!」


K君の満面笑みでほころんだ顔は印象深いものだった

先住猫と仲良くできる可能性が高いという配慮から希望はどんなこでもいいから子犬

心当たりがあればすぐ声を掛けるねって事でしばし時間経過


タイミング良く?千葉の個人で動物ボラをしている友達から連絡あり
いつものことで又犬を保護しちゃったという相談

あたし
「子犬?」


「うん 小さい子だよ」

あたし
「んじゃもしかしたら希望者こっちで見つけられるかも!」


「どっちにしても去勢手術お願いしたいと思ってたから連れて行くね」

子犬≠小さい犬
だのに、確認する前に早合点で速攻N夫妻に連絡

申告に深刻な偽りあり!!

千葉くんだりから連れて来られた小さい筈のワンコは決して小さくはなかった
彼女んちのロットワイラーよりは確かに小さかったが・・・

地元の人からSOSを受けて引き取ったワンコ
近くの駐車場に無責任な人間が捨てていったらしい
そのワンコは丸3日その場を離れなかった

離れなかっただけじゃない
与えられた餌に見向きもせず、雨が降って濡れ鼠になってもずっとずっとその場に座り続け、飼い主が戻ってきてくれるのをじっと待っていたそうだ

寒さに震えながら・・・
絶望と一生懸命戦いながら・・・

その通報SOSを役所より先に受けた彼女が見るに見かねて引き取って来たわけ
そのワンコの健気さにオイオイ泣きながら一緒にお風呂に入って洗ったそうな・・
ワカルヨーナキガスル



「こっこっこ子犬じゃないぢゃん・・・ちっちっち小さくないちゃん・・・」

3日間食べてないのも勿論影響してだろうが、毛並みはボソボソ、お尻のあたりがハゲマルケ
歯の状態、他どう鑑みても贔屓してもすでに青年期はとっくに過ぎシニアかもーみたいなー

ハッキリ言って みすぼらしい


Nさん達をぬか喜びさせちゃったのう・・・
どよ~ん
なんて電話して断ろうか・・・


あたし
「あ・・・無理無理 オペはするから連れて帰んなよね」

友達
「(°ゝヽ)エエエエエエ工工工!!!!!期待したのにぃ~!ひっどーい!!」

ひどいって・・・

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