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昨日わたしの戦意(洗車へ対する)を消失させたご婦人の亡くされたワンコはシーズーだった
シーズー
チベットに生きる犬である
湿度が低く寒い地方に適した犬だから高温多湿の日本には根本的にマッチングする犬種ではないよね
問題の多い子が多い

放棄される確率の高い犬種でもある

もう4年前の事だけど、みなさん、聞いて下さい




多摩支所

今日は午後1番で友人と待ち合わせ動物管理事務所(現動物愛護相談センター)多摩支所へ犬を迎えに行った
久しぶりの多摩支所・・・カラ埃に煙る多摩川のほとりをひたすらまっすぐ走る

施設に到着すると玄関先に軽トラックが止まっていた
お迎え?・・・ううん違う
放棄だ

中にはワァワァ泣き崩れるオバサン
そのオバサンへ車の窓越しに友人と説得を試みる

「どうしたんですか?」

「お尻に癌が出来て・・・」

「癌が出来てって・・・手術はしなかったの?うちの子もそうだったけど痛くなかったら生きれるだけちゃんと見てあげるのが貴方の義務でしょう?ここでの処分は判ってますよね?どうしても面倒が見られないんだったらちゃんとかかりつけのお医者さんに相談して安楽死してもらうわけにはいかないの?」

「安楽死してもらえなかった・・・」

「ちゃんと理解して下さる先生だっていらっしゃいます。この人は動物病院の方です。ねっ!湯子さんこれから一緒に病院に着いて来てもらってしてもらえるわね?」

「げっ・・・うん」

それから説得する事数分、車を運転してきた男の人がこう言い放った

「うるさいなぁ!大きなお節介だよあんたら」

あああ・・だだだめだ・・・じじじぶんが押さえられない・・・

「おい、○×△○●▼×△○●▼△○●▼×△○●▼×××!!!」

豹変した私の態度に一瞬空白な時間が流れ、そのオバサンの涙が止まった

涙・・・それはいつもきれいで美しいものであって欲しい
あのオバサンの涙は汚くてこの上なく醜かった




アナログでパソコン使えない友人の代わりに毎日収容犬のチェックをしている私

あああの子だ
この子も・・・明日期限だ・・どうかみんなみんなお迎えに来てもらってっ!!



今日の引き取りは収容期限切れの柴♀まだ若い子とそんなに若くはないミニチュアダックス♀の2頭
車に乗せたこの子達を職員がいつまでもケージ越しに撫でて何か話しかけてた

大丈夫、私達が責任もって幸せにします
素敵な里親さん探しますから・・・



助かる命 そしてそうでない命・・・

飼い主放棄は即日処分である
あの放棄された老シーズー・・・明日の朝1番で処分場に搬送される重く苦しい運命

今夜はあの子にとって今まで生きてきて、きっと1番冷たく淋しく心細い夜になるんだろう

そして・・次の夜はもう来ない



どんよりと曇った空が前方に広がる
重苦しい気分に追い打ちをかけるように続く渋滞
関戸橋を渡りきったちょうどその時に空が泣き出した

ああ・・きっとあの子の涙だ

黄色と黒の縞模様・・・
まるで工事現場によくありそうな紐・・・
そんな紐で首を括られて収容施設の中に消えていった後ろ姿

トボトボと頼りなさ気に飼い主の乗った車を何度も何度も振り返り振り返り・・・


私の頬に涙がこぼれ落ちた

2002/12/02  20021202.jpg

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