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ダンケ

今年は暖冬です

もう何年前になるかなー
10年は経っているよなー

雪雪雪・・どうしてこんなに降るんだー!それくらい雪の多い年の出来事
シンシンと雪深いそんな日に交通事故で運び込まれたフリーキャットを思い出す

右後肢がグチャグチャ、断脚は免れない状態
急遽オペで足を切り落とした
黒褐色の男の子 まだまだ大人になりきっていない子供
が、既に去勢されている所をみると飼い猫だったのだろう
連れてきた人は2ヶ月前から餌を与えていると話していた

後肢は前肢に比べると体重のかかる割合が少なく断脚した場合の負担は少ない
でも今まで4本でバランスが取れていたものが急に3本になるのであるから不自由になる事は言うまでもない

その猫は大腿骨から下を断脚
飼い猫ならまだしもフリーキャットとしてその不具合に慣れるまではさぞかし辛かろうなぁ・・・そう考えると胸が詰まった
ま、入院している間に沢山栄養を摂らせて元気にしちゃろうと考えていたし・・・


オペ後、麻酔が覚めたか覚めないかなのに・・・
置いてあるトイレでひっくり返りそうになりつつも用を足してる姿をみてその健気さに涙がチョチョ切れた

翌日午後一番で出かける予定があって戻り犬舎を見たらあれ?いない・・・
連れてきた人が迎えに来て連れて帰ったというじゃありませんか!

ぬぁんですとぉ~っ!!確か連れてきた人は自宅では面倒みられないって言ってたよ

「費用は要らないって言ったんだけどどうしても連れて帰ると言うから・・でもあんな腐った足がついてるよりなくなった今の方が楽なはずだ・・」

って院長!そりゃそーだけど、そりゃないでしょうよ

内政干渉はよくよく判っているけど恐る恐る連れてきた人に電話したら・・・心配だけど元いたところに放したって おい!
雪降ってるじゃんかー!!

どのくらい探しただろう?名前を呼んで探そうにも名前が判らない・・・手がかじかんで足も感覚がなくなって・・・身体はもうぐしょぐしょで寒すぎる!
泣きたくなった
鼻水が垂れてるのも感触なし
回りからみたら1万円でも落として焦ってんだろうって思われたかもな

もう暗くなってきたし、だめだって諦めかけた時・・・とうとう見つけた!
道ばたに備え付けられたゴミ箱、グリーンボックスの下にまん丸になって震えていた

悴んで感覚のなくなった手で両前肢を持ち引っ張り出した
冷たくなったその小さい身体をコートの中に包み込む
ああ私の手と同じくらい冷たいじゃない
寒かったね・・・・でももう大丈夫だよ

やせ細った身体は無抵抗で私の胸の中に収まり、小さく「ニャー」とひと言鳴いた

傷ついたこの猫を病院に連れてきてくれた人に感謝
そしてあの雪の中、発見させてくれた神様に感謝
そしてその感謝の気持ちに答えるように、これから可愛がってもらえるように・・そんな願いを込めて私はこの猫に「ダンケ」という名前をつけた



ダンケはその後、理解ある素敵な家庭に迎えられました

どーみてもハッピーエンドです
本当にありがとうございました


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