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その⑦


公開論議書 Ⅱ ⑦
http://www.go.tvm.ne.jp/~…/Hiroaki/remark/sotensya/Q-No7.pdf

回答 ⑦

12 月20日付「公開論議書Ⅱ」をいただきました。8日付「公開論議書」に「小出さん自身が最初の回答段階ですでに意見は出尽くしている旨を書かれております。よって、質問は終了させ、小出さんの意見に対する私の見解を述べさせていただきます」とありました。そのため、石川さんは、石川さんの公開質問状で始まった今回のやり取りを終了させるものと思いました。しかし、そうではなく今後も議論を続けられたいとのことなのです
ね。「公開質問状」から「公開論議書」に変わることで、何がどう変わるのか私には分かりませんが、石川さんが議論をお望みであれば、お相手します。ただし、すでに何度も述べましたように、私自身はこの間行われた議論があまり意味のあるものとは思っておりません。その理由は、石川さんがご自分の思い込みを、データや事実と離れて繰り返して主張
されているからと私は思います。石川さんご自身も「公開質問状Ⅲ」で「何度も聞きたくありません」と書かれましたし、私も同じことを「何度もお答えしたくない」とお答えしています。今後の議論が少しでも意義のある方向で進むようご配慮ください。
以下、今回頂いた「公開論議書Ⅱ」に対して、これまでと同じように項目毎にお答えします。

1. この稿でも、石川さんが書かれていることは石川さんの思い込みだけです。私は、原子力発電を即刻廃止し、中期的には化石燃料で、長期的には太陽エネルギー利用に移行するしかないと主張しています。ただし、私は国の政策は多様な意見を集めて決定すべきもので、特定の利益集団だけで決定してきた従来の国策のあり方が間違っているとすでに何度も書きました。私は独裁者ではありませんし、私が政策立案過程に参画するのであれば、もちろん私は私の主張を述べますが、それがどのような政策として結実するかは、多様な意見との調整の上に決まるのです。スウェーデンやドイツも原子力発電から撤退する選択をしていますが、それを究極的に実現するまでには長い道のりが必要です。現実を踏まえ、目標を定め、長い道のりを歩むしかないのです。

2.原子力利用は必然的に放射能のごみを生みます。そして、自然には放射能を浄化する力はありません。また、人類も放射能を消す力を持っていません。おまけに、どうすれば安全に環境から隔離できるかという科学的な方策すら見出せていないのです。したがって、私は「安全に始末する保証ができないようなごみは生むべきでないし、原子力はやめるべきだ」と主張しています。常識ある人々には容易に理解していただけると思います。石川さんがそれを理解されないということで、私からは「そうですか」と言うしかありません。
なお、「放射性廃棄物が既に存在する今日において」と石川さんは書かれていますし、私もそのことを大変深刻な事態だと思います。右の図にこれまでの日本の原子力利用が生み出
した核分裂生成物の量を示しますが、セシウム 137 を尺度にして測れば、すでに広島原爆が生んだそれの 100 万発分もを作ってしまっています。一体どうすればいいのか途方にくれてしまいます。「原発容認(現実派)」を自認する石川さんがこの深刻さをどのように認識されているのか分かりませんが、私はだからこそ、これ以上の放射能を生むべきでないと考えます。
「3つの余裕」問題と石川さんが呼ぶものは、もともと石川さんと私との議論に関係のないものです。3回目の公開質問状で、石川さんは「推進派が貴殿同様の発言をすれば、鬼の首でも取ったかのように騒ぎ立てたはずです・・・」と書かれて来ましたが、その時も、有意義な議論をするためには、私と無関係なことを、私との議論の引き合いに出さないよう石川さんに求めました。今後も、相手と無関係な問題を引き合いに出すことは止めるべきと思います。

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3.発電という行為において、発電設備を確保することと燃料を確保することは同様に重要です。石川さんに指摘されるまでもなく、当たり前のことです。そして、そのことは、火力発電にしても、原子力発電にしても同じです。

4.2002 年夏に発覚した東京電力の検査データ捏造・隠蔽に関しては、東京電力が保有する全原発が停止に追い込まれました。石川さんはそれを「計画的に順次停止させた」と評価されています。その根拠に石川さんは東京電力の「運転中原子力発電所の格納容器漏洩率検査のための停止計画書」を挙げて、私の主張を虚偽と断じています。しかし、もともとこの議論がどうして起きたかを考えてください。石川さんは太陽エネルギーは天候に左右されるエネルギーで安定電源でないと書き、原子力こそ安定電源だと主張されるので、私は「太陽光発電や風力発電を含め、いかなる発電方法にも固有の問題があることは当然です。しかし、事故があればいっせいに停止を余儀なくされる原発にもまた安定供給に問題があります。原子力は安定電源だなどという主張であれば、そもそも誤りです」とお答えしたのです。データの捏造・隠蔽という恥ずべき行為のおかげで、東京電力は保有する17基全ての原発の停止を余儀なくされました。個々の原子力発電所の停止が石川さんの言う「計画的に」なされたとしても、特に 2003 年4月と5月には、わずか 1 基しか運転できないという事態に陥ったのです。上の図に 1980年以降の東京電力の原子力発電所の設備利用率の実績データを示します。2002 年から2003 年にかけて、東京電力の原発が如何に危機的な状況に追い込まれたかご理解いただけるはずと思います。原発は厖大な危険を内蔵するが故に、何かトラブルがあれば、安定電源としての役割を果たせなくなるのです。そして、原子力発電が抱えるこの困難に対処する必要から、電力会社は老朽化した火力発電所をバックアップとして維持し続けなければなりません。石川さんが不安定な電源として忌み嫌っている太陽光発電は、それが分散型であるという特徴から、このようなことは起きません。


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5.「『小出さんのデータを虚偽』だなどと主張しているわけではない」と認めていただき、幸いです。そして、石川さんの主張は「『これだけでは電源変更の根拠にはならないのでは』といった疑問を投げかけている」とのことです。ただし、その石川さんの疑問には既に何度もお答えしました。原子力に未来をかけることは誤りであり、中期的には化石燃料、長期的には太陽エネルギーに依存するしかない、そして電源変更には長い時間がかかるからこそ、一刻も早く政策転換に乗り出すべきだと私は主張しています。

6.石川さんは「原発の代替エネルギーを具体的に確保できるようになった時点で原発廃絶を唱えます」と書かれており、文言通り読めば、石川さんも原子力利用には反対だが、現状では「必要悪」として認めるという立場でしょうか? 原子力が現実として存在していることは事実であり、私もその事実を否定しているわけではありません。
しかし、既にデータを示して述べたように、原子力発電は即刻廃止しても電力供給には問題が生じません。ただし、石川さんが指摘しているように、そのためには火力発電の燃料を調達する必要が生じます。しかし、これも既に何度も書いてきたことですが、困難が生じるからといって、そこで止めてはいけません。本来やるべきことであれば、どうすればそれができるか考えることこそ政策の役割です。1次エネルギー供給全体の中で原子力発電のウランが占めている割合はせいぜい十数パーセントで、私自身はエネルギー消費を半分に減らすべきと主張しており、十数パーセントの燃料削減は十分その中に入っています。

7.この項は、石川さんと私とで、生きる姿勢が異なっているのだと思う様になりました。石川さんはこの項の文章の最後に「(敦賀の)タクシー運転手は、自分なりに理解し納得しているのです」と書かれてきました。では沖縄に、米軍の恩恵を受けていると自分なりに理解し納得している人がいるとして、だから、日本の国土のわずか 0.6%しか占めない沖縄に米軍基地の 75%を押し付けていることが正当でしょうか? 私は非沖縄の日本人として、今の沖縄の状況を限りなく恥ずかしく、沖縄の人たちに対して本当に申し訳ないことだと思います。同じように、地方を疲弊させておいて原子力発電所を押し付け、核燃料再処理工場を押し付け、中間貯蔵施設を押し付け、そして今度は高レベル放射性廃物を押し付けようとしていることに反対です。

8.読者に判断を任せるとのことに同意していただき、幸いです。

9.石川さんが「侵略を擁護したわけではありません」と書かれていて、嬉しいです。また、核兵器の製造、所持に協力しないよう働きかけて下さっているとのことで、それもありがたく思います。ただし、核兵器を実際に製造、保有する状況になれば、「学者、技術者」など何の頼りにもならないことは歴史が示しています。核開発を防ぐ上で最も有効な道は核=原子力技術に手を染めず、そして原爆材料であるプルトニウムを分離したり、保有したりしないことです。

10.石川さんと私とは様々な点で見解を異にしていますし、どのように生きるかの姿勢も随分違うようです。しかし、ご承知のとおり、私は石川さんの生き方に何の注文もつけていません。もし石川さんが今後も私との議論を続けようと思われているのであれば、石川さんも私の生き方にとやく言わず、議論そのものに集中して下さい。そうすれば、品性が下劣になる議論を続けないですむと思います。   以上


小出先生の本当に優しいこと
優しいというかこんなにどこまでー失礼な質問者の1つ1つの言いがかりにも懲りずに何度もきちんと説明してくれているではありませんか
全然関係ないけど学生の頃 詩の内容も理解せずいい気に歌っていた歌を急に思い出す
これね 恋するカレン

https://www.youtube.com/watch?v=VZarZwwPpkY

歌詞これね

キャンドルを暗くして
スローな曲がかかると
君が彼の背中に手をまわし踊るのを壁で見ていたよ

振られるとわかるまで
何秒かかっただろう
誰か話しかけても
僕の眼は上の空 君に釘づけさ

Oh! KAREN 浜辺の濡れた砂の上で
抱き合う幻を笑え
Oh! KAREN 淋しい片想いだけが
今も淋しいこの胸を責めるよ

ふと眼があうたびせつない色の
まぶたを伏せて頬は彼の肩の上

かたちのない優しさ
それよりも見せかけの魅力を選んだ


Oh! KAREN 誰より君を愛していた
心を知りながら捨てる
Oh! KAREN 振られたぼくより哀しい
そうさ 哀しい女だね君は



ちょっと待て!
なにこれ これってストーカーの歌ちゃう?
誰よりも愛していたって えええっ!!
見せかけの魅力とか勝手に決めつけ 振られたって付き合ってもないのに
哀しい女だって なにこれ 笑
大きなお世話様って歌だよ
まさにこの質問者と同じ 笑


                      hyogo7.jpg

注 右の図 というのを右に配置できず下に貼っています

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