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その④


質問状 ④
http://www.go.tvm.ne.jp/~koide/Hiroaki/remark/sotensya/Q-No4.pdf
追加質問状
http://www.go.tvm.ne.jp/~koide/Hiroaki/remark/sotensya/Q-No4b.pdf


回答 ④

「公開質問状Ⅳ」を落手しました。石川さんがきちんとした議論を求めているのかどうか疑問を感じるようになっていましたが、「物事の本質を見極めた時点で(今般同様)基本に戻りますのでご安心下さい」とのことで、そうであれば嬉しく思います。さて、ご質問頂いた件にお答えします。ただし、今回も石川さんとの議論を少しでも噛み合わせるために、ご質問の項目ごとにお答えします。そのため、私からの回答が細切れになったり、説明が不足だと思われる点があるかもしれませんが、石川さんご自身の質問状と照らし合わせながらお読み下さい。

1.石川さんが「基本に戻り」書かれたこの項目は、資源小国である日本が、どのようなエネルギー計画を立てるかということです。そして、私自身は原子力は即刻廃止し、中期的には化石燃料で、長期的には太陽エネルギーで行く以外にないと主張しています。
その点、私の主張として石川さんが要約して書かれていることはそう大きくは違っていません。ただし、すでに質問状に答えて書きましたように、私は、すでに日本のエネルギー消費は過剰であり、消費量を 2 分の 1 に下げるべきだと主張しています。もともと資源をたいして持たない国が、世界中からエネルギー資源をかき集め、自分だけは豊かな生活をずっと送るなどということができる道理がありません。
例えば、石川さんは原子力にご執心ですが、原子力の燃料であるウランこそ日本には全くないのです。日本の政府の計画では、今後も原子力利用を拡大することになっていますが、そのようなことをすれば、世界のウラン埋蔵量(IAEA による 2005 年時点での確認可採埋蔵量推定値は 474 万t)の何割もの部分を日本が使わねばなりません(政府の見通しでは2010 年までの累積で 27 万トン)。石川さんは「無責任(論)」なるレッテルを貼るのがお好きなようですが、一体そのようなことがどうすれば可能なのか、それこそお答えいただきたく思います。

2.この項目のご質問は、私に対してでなく、原子力を推進している人たちに対してして下さい。
ご存じのことと思いますが、人類が初の原子炉を動かしたのは 1942 年です。それによって人類は大量の核分裂生成物を作り出す歴史を歩み始めました。そして、生み出した核分裂生成物を何とか無毒化したいという研究も、その時点から始まっています。以来 64 年の歳月が流れましたが、未だに人類は、使用済み燃料の安全な処分方法を見つけられないでいるのです。私自身は、自らが処分できる方策を持たない毒物を生み出すべきでないと思いますので、即刻原子力利用自体をやめるように主張しています。それに対して、安全が確認できてもいない地層処分を強行しながら、さらに原子力を進めて始末の負えないごみを生み出そうとしているのが原子力を推進している人たちです。誠に無責任きわまりない行為だと私は思います。石川さんは彼らにこそ、このごみの始末の仕方を尋ねるべきですし、「地層処分」を強行しようとする彼らにこそ「無責任」のレッテルを貼るべきだと思います。そうではないのですか?
ただし、せっかくご質問を受けましたので、私なりに考えていることを幾つかお答えします。もちろん安全な処分方法を見つける責任は、上に書きましたように原子力を進めている人たち自身にあります。ただ、いますぐに原子力を廃絶できたとしても、すでに日本は広島原爆に換算すれば 100 万発分にも達する核分裂生成物を生んでしまっており、それを何とかしなければなりません。私はそれを埋め捨てにすることに反対し、石川さんもそうなのだと思います。今の時点でできる唯一のことは、地上の保管施設で保管することです。それは現在原子力を推進している人たちが進めている「中間貯蔵施設」のようなものになりますが、それを過疎地に押しつけることに私は反対しています。これは石川さんとは価値観が違うのかもしれませんが、使用済み核燃料の保管施設こそ都会が引き受けるべきものです。こんなことを書くと石川さんからは「無責任論」とレッテルを貼られそうですが、私は東京電力や関西電力等の電力会社の本社の地下にその施設を作るべきだと主張しています。

3.この項目はすでに書きました。石川さんは「東京電力は、無計画かつ思いつきで原発を停止した訳ではありません」と書かれています。しかし、自らが行った情報隠しの責任を取らされて、東京電力が保有する原発をいっぺんにすべて停止せざるを得なくなったのです。ただし、そうしたところで発電設備には充分な余裕があったため、夏の電力ピークまでに運転再開にこぎ着けられなかったにも拘わらず、「停電」などにはならなかっただけです。事実関係をもう一度ご確認下さい。
日本にはすでに過剰な発電設備が存在していることは、すでにデータを付けてお答えしています。現時点であれば、即刻原子力を廃絶しても支障がありません。もし、その点でご異議があるとのことであれば、データを付けてご指摘下さい。そして、私自身はこれ以上エネルギー利用を増やすべきでないと言っていますので、もしそれができるのであれば今後とも発電設備の不足は生じません。

4.①「推進派が貴殿同様の発言をすれば鬼の首でも」という批判については、私個人を対象にしたわけではないとのことで、それで結構です。ただし、「無責任な報道のあり方を批判したもの」というのであれば、石川さんがそう思われる報道に対して公開質問状を出せばいいだけであって、私に対する質問状に書くべきことではありません。

②すべての命は大切です。私は原発だけを問題にしてなどいません。この問題は以下の③にも関係しており、まとめて以下に記します。

③この問題もすでに何度もお答えしました。石川さんの議論は意図的かどうか分かりませんが、議論をすれ違わせています。私はどんなに大きなリスクであっても、ベネフィットとの関係で受け入れる余地はあるとすでに書いています。問題はそれをきちんと知った(知らされた)上でしているかどうかです。知りもしない、知らせもしないまま、リスクだけを過疎地に押しつけていることに反対しています。
命の重さは同じであっても、何らのベネフィットも受けないまま過疎地の住民が犠牲になるよりは、ベネフィットを享受している都会の人間こそリスクも受けるべきだと主張しています。そして何度も書いたことですが、誤解を避けるために再度付言しておくならば、都会の人たちにしても原子力のリスクを正確に知らされれば、決して原子力など選択しないと私は思います。最悪の問題は、原子力の知識をきちんと伝えない政府にあります。これまでの私からの回答を読み直してください。

④原子炉実験所が原子力の推進をするための機関でないことはすでに繰り返しお伝えしました。それでも、石川さんは「京都大学原子炉実験所も原子力発電の必要性から作られた組織と推察します」とまた書かれています。私の答えが信用していただけないようですので、この件は直接原子炉実験所にお問い合わせ下さい。
私はすでに何度も書いたように、原子力が抱えるリスクを明らかにすることを自分の仕事としています。それを石川さんが「あら探し」と言う言葉で捉えているとすれば、それこそ「あら探し」と言うべきです。すでに書きましたように、私はどのようなテーマを自分の研究課題とするかを石川さんに相談しているわけではありませんし、石川さんから指図を受ける謂われもありません。
以上

一昨日、19 日(日)に職場に出てきたところ、今回の質問状が届いていました。質問状の日付は 16 日になっていますし、消印も 16 日になっていますが、多分 18 日(土)に届いたものと思います。1 週間以内に回答せよとのことで、一応ご希望に添えました。今後も、ご質問があればお答えしますが、議論が繰り返しにならないようご配慮下さい。 なお、今回のやりとりは石川さんからの「公開質問状」に私がお答えしており、当前ご異議のないものと思いますが、石川さんからの質問状と私からの回答をすべてインターネット上に公開しようと思います。もし支障があればお知らせ下さい。

追加の回答

先ほど、「公開質問状Ⅳ」への回答を書き上げ、発送しようとしたところに「追加質問」が届きました。下記の通りお答えし、「公開質問状Ⅳ」への回答と一緒にお送りします。

5.私の主張に二の句を継げないとのことで、その理由は、「小出さんの唱える太陽エネルギーの具体的な活用方法が不明瞭故に理解できないからです」とありました。
石川さんが問題にされている私の主張は、第 3 回目の質問状に対して以下のように書いたものです。
長い時間を考えれば、「基本的」に人類は太陽エネルギーに依拠する以外ありませんし、政策転換には長い間がかかることを考えれば、少しでも早く太陽エネルギーの利用に向かうべきことは明らかです。そう思わないということであれば、むしろその根拠をお答え下さい。 太陽エネルギーの活用が現在世界的に進行していることをご存じないはずはないと思います。具体的には太陽光自体の利用もありますし、太陽熱の利用もあります。風力にしても元を質せば太陽エネルギーです。太陽電池パネルの普及を含め、太陽エネルギー利用の質と量は政策によって大きく進んだり、停滞したりします。ただし、現在のように日本がエネルギー浪費を続けるならば、太陽エネルギーを含め、いかなるエネルギー源でも支えきれません。だからこそ、日本のエネルギー浪費構造を変革しなければならないと私は主張しています。政治情報センター代表という石川さんに対してこんなことを解説する必要はないはずだと思いますが、一国の政策は方向を決め、大枠を決め、その周辺に産業や個人などが多くの問題を出しながら決めていくのです。それは固定的なものではなく、恒常的に検討し、変更し、修正していくものです。現在の日本の政策は一部の利害関係者だけで作られた誤ったものであると私は主張していますし、私が政策立案過程に参画できるのであれば参加すると繰り返し書いています。石川さんとの論争においては、私はデータを付けて方向と大枠を示しており、それに対して異議があるのであれば、まずは石川さんが具体的に示して下さい。




胸がスカッとする!!
それにしても忙しい方に質問するに当たって 自分が忙しいだの かまけていただの よくぞそういう失礼なことが言えるものだと驚く
まぁ そういう人なんだろうけど
ふと考える
自分の配偶者が というのはナシ だって絶対に選ばないから
父親がこの質問者だったら・・・・ ものすごくグレるんじゃなかろうか 自分
でも小出先生が父であったら・・・とても素敵なオトナになれるような気がする 自分

そうそう
SNS で この国の総理大臣を忌み嫌うあたしは これ あたしのこと? みたいに思っちゃったんだけど

アベガーとか いつまでも近所のおばちゃんワイドショーみたいに個人攻撃していたら本質が見えませんよ

アベガーってなに?
で近所のおばちゃんだけか? アレが変だと思っているのは?
個人攻撃ってちょっと違うだろう 
本質は取り敢えずあたしなりに見えているつもり
見える内容がこの人とは違うだけ 
それにしても おばちゃん・・・ おばちゃんの何が悪い でもそのおばちゃんいう言い回し とても愉快ではない 笑


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