
ドーベルマンの子犬
ああ この人前にも大きなドベ飼っていた人だ
ここいら散歩してるのたまに見たっけ
んで保護団体からもらったって言ってたけど去勢もしてなかったっけ 変なの
今度は子犬買ったのか・・・
患畜オーナーに余計なことを言うと院長に激しく制される

あたしの病院じゃないからね (あたしのだったら門前払いが沢山出ちゃう)
なので極力言わないようにしているけど・・・
患畜オーナー
「耳切りたいんです お願いします」
いきなりそれか

院長
「ああ もうかなり経ってるな・・・遅いなぁ 耳折れの癖ついているし・・・
断耳はするけど立てられるの? 立てたことあるの?」
あたし
「切らないほうが可愛いい!」
あたしの提案を無視して断耳のいろいろを院長が説明

暫く手術予定が入っていてちょっと先なるからそれまでにどうするか決めなさい と
あたし
「あのね 立てられないとみっともないカモメ耳になる あれはもう本当にカッコ悪い!! 切らないのがいい」
断耳断尾なんてもうイギリスではご法度
社会全体がそういう風潮になっているのに逆行する意味は如何に

まるで再生エネルギー開発が盛んに行われ始めた先進国のなかで原子力が重要なベースロードエナジーだなんてすっとぼけたこと言いながら新しい原発何基も作ろうとしている日本ならではじゃん



