盲導犬ピエール



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僕の名前はピエール
某団体卒業ラブラドールだよ

僕の2番目のパパとママ 今のパパとママはね 
ずっと大きな保護わんこを待っていたんだって
でもCAJAの会には大型わんこの募集がなくてそれで僕 迎えてもらえたんだ

動物病院に連れて行ってもらったよ
生きているのが不思議なくらい痩せていて身体のあちこちに大きなタコ
栄養状態が悪くて毛並みはボソボソ 
その上心臓が驚く程悪かったんだって
心臓の薬は必須で最初から1番重篤な患者に出す薬になったんだ
でもとっても楽になったよ
すごーく高い薬なんだって
パパママごめんなさい

歯がボロボロで歯槽膿漏も酷くて 
でも麻酔なんてかけたらそのまま死んじゃうから処置はできないってずっと歯槽膿漏の薬も飲んでます

僕を診てくれた先生が怒ってた

「利用するだけ利用した挙げ句、こんなにボロボロにしてお払い箱か 
一体何なんだ  酷いじゃないかっ 
もっと早くリタイアさせるべきだし、大事にケアするのが当たり前だろうに・・・」



もう忘れてしまいそうな程前だけど僕にも優しいパパとママがいたんだよ
僕を産んでくれたママとはたった3ヶ月も一緒にいなかったから忘れちゃったけど、その後まだ子供だった僕を育ててくれた彼らの事は覚えています
ここが僕の家だってずっと思ってた

だけどね 違ったんだ
お別れの日、パパとママは泣きながら僕に 
頑張れよ 良い子でいろよ 立派になれよ 
って言ったよ

僕頑張った
でもね それから先の事はもう思い出したくないんだ
辛い? 苦しい?
うんとね なんて説明したらいいのか判らない

僕は笑うことをやめたんだ

長かったな
とっても長かった
狭くて汚いクレートが僕の大半いた場所だ

いっつもお腹が空いてたよ
でもそれが普通なんだって思ってた

思う様にならないと僕に当たり散らすご主人様
僕はいつもドキドキしてた

仕事のある日はご飯もお水ももらえないんだ
暑いときは本当に苦しかったよ

走ったらいけない 吠えてもいけない
やってはいけないことが沢山沢山ありすぎて・・・

本当は思いっきり走りたかった
季節の匂いを身体全体で嗅ぎ取って思うままに遊びたかった
でも僕はずっとじっと我慢したよ

そう
11才になるまでずっとずっとずうううっと我慢し続けたんだ

こんな風に身体を小さくして寝る癖がなかなかぬけなかったけど・・・


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足を思いっきり伸ばして寝るのって気持ちがいいね


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旅行にも連れていってもらったんだよ
僕どうしたらいいのかわからなくなっちゃったんだけど・・・
とってもとっても楽しかった 


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甘えるのは本当に心地よいんだ
温かくて優しくてホッとするんだ
ドキドキなんてしなくていいってこんなに楽なんだね


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今僕はとっても幸せです

くちゃいお口でキスしても全然嫌がらないパパとママ
いつも優しく抱きしめてくれるパパとママ

夜寝てるとき たまに思い出して夢をみちゃうけど目を開けるといつもパパとママが側にいてくれる
どうしたの  って僕を撫でてくれるんだ

僕はパパとママが大好きです

いつまでこうしていられるか判らない
多分僕に残された時間はあとちょっとしかないんだと思うけど・・
でもね 
僕は本当に本当に今とっても幸せです


現オーナーのT夫妻から・・・

「足のパッドが 季節 時間を問わない歩きで ヘチマ状態・・なので今は 散歩の時、靴下を履いています。
レトリバーなのにボールをくわえることもできず、遊ぼうともせず、湖に連れて行っても飛び込んで泳ごうとしないピエール・・・
でも、亡くなったムックが嫌がって一度も着たことがないレインコートは すんなり着てくれました。
爺さん2人お昼寝写真見て下さいね!」



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ピエールが来たときの記事はこちらでどうぞ 
http://newcaja3k.blog92.fc2.com/blog-entry-1319.html

人間ができる事は人間がやる 
これ当たり前のことでしょ 

もし人間より犬の方がアイメイトに適しているという具体的な例があったら教えてくれ
それは人間のbenefit を優先考慮したものではなく、animal welfare に健全と則った理由でなければならぬ


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コメント


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しゃべるスマホあるじゃん!

これだけスマホが出回っているんだから(私はガラケー)活用すれば問題ないでしょうに!
全国の信号機に特定の電波を受けると位置や名称を知らせる機能を組み込めば、あとはしゃべるスマホで目的地に辿り付けるじゃないですか?
今日の朝のニュースでやっていたのは、ハイブリッド車が背後から近づいてきても目が見えない人は気付かないので、前面に音を発する指向性のスピーカーを標準装備するのが義務付けられるという話。3年も前に実用化されているのに、なぜ一部車種しか載せていないんだ〜! エンジンに振動で発電する小型発電機と、何でもスピーカーを組み合わせればいいことでしょう?
介助犬(動けない人への介助とか、聴導犬)は必要だと思うけど、盲導犬はいらないよ。いくらでも替わりになる便利な機械が出ている。先天的な全盲で無ければ、光の丸と線を脳に直接認識させて、情報を流す眼鏡も開発中のはず。

ナノスケの保護者 | URL | 2016年10月07日(Fri)16:49 [EDIT]