
でた・・・あうー
診ますよ あーたはどーでもいいけど猫可哀想だから
尿路閉塞(FUS) だった
膀胱洗浄して処方食までつけてお帰り頂いたけどあの人はお金を払いに来るのだろうか

院長電話も住所も聞いてなかった・・・
冬場多いこの疾病
でも続けざまに同じ疾患の猫たちが来院
おしっこでない






尿毒症呈すると深刻
♂猫飼っている方、知っていて当たり前、この疾患きちんと頭にたたき込んでおいてね
時間経過が命に関わる ♂猫だと致死率が一番高いかも
♀猫の場合は尿道が短いし太いので閉塞することはまずない
が遺伝疾患なので幅広くこの病気、増やしているに違いない
数日後に来た子
このケースはもうよく今までつまらなかったと思う程沢山リン酸マグネシウムの砂粒が・・・
通常の膀胱洗浄の10倍はした かなり長い間し続けた
本当に可能ならば膀胱を取り出しひっくり返して洗い流したい気持ち
もうこれで大丈夫だろうとカテーテルを抜いて膀胱を圧迫して出そうとしても何か詰まってて思うように出ない
こうなると稀なケースだけど膀胱切開

この子の場合は膀胱内にシュウ酸カルシウムの塊が何個も入ってた
リン酸マグネシウム(ストルバイト)とシュウ酸カルシウムの Wです W

すんごく疲れる
午前中に膀胱洗浄 午後1で開腹 夕方退院、10日程度経過しているが今のところ順調



その後も数件同じ病気の♂にゃんこが来てる 続くときはとっても続く-


尿路結石 と言えば・・・
先月だっけな
みーたんが今暮らすあたしの弟宅に行った時の出来事
あんなに小さくて頼りなく生きるか死ぬかの芋虫みたいのが無茶苦茶 わるご になって大暴れ
飛びかかって噛み付いてくる この命の恩人に・・・
あたしと違って弟一家はみんな優しいからいい気になりっぱなし
どんなにわるごでも可愛い可愛いみーたんを囲み和気藹々の最中急に弟が脇腹(背中)が痛いと言い出す
ちょっと休んだらーみたいなこと言ってる間に本人我慢できないくらいの激痛に・・・
そう なったことのある男子(女子は稀)だったらよーく判ってるこの症状
痛みがある位置からして 尿管結石
生憎日曜、それも夕刻、救急車は絶対嫌だと言うから診てくれる病院をひたすらに探し・・・

病院のベッドで七転八倒 顔面蒼白
笑ったらいけないんだけどおかしくて笑っちゃった
ごめんね 弟
笑う と言えば・・・
もう怒りを通り越して笑うしかないね
真友からのメールに激しく同意
日本人ってオカシイんじゃない? 鈍過ぎる。
借金が1000兆円!どうすんの?
この国の総理大臣、オリンピック売り込みにブエノスアイレス行くって。行くなら福島だろうが。
「いつ行く?今でしょう!」
挙げ句、今度はシリアの空爆賛成だってさ。アホんだら。そのうち自衛隊にも空爆してこいなんて言い出すんじゃないの?
成長戦略


ここ最近病院内フリー状態のこのお方




クリックで猫泌尿器症候群の詳細テキストありです

F・U・S (feline Urologic Syndrome) 猫泌尿器症候群
排尿障害と血尿を特徴とする猫の泌尿器疾患で、特に♂猫は、粘液とリン酸マグネシウム結晶(ストルバイト)の凝塊からなる栓子や残屑のために尿道閉塞を起こすことがあります。閉塞が持続した場合、急性腎不全に陥り、尿毒症に至り致命的な状態になる可能性が考えられます。(慢性腎不全に移行した場合猫は人工透析で延命したり、腎臓移植などの処置は難しく一般的に不可能)
尿道閉塞が長時間に及び継続した場合は、尿毒症だけではなく膀胱アトニーを併発し死亡に至ることも少なくありません。
(膀胱に分布する神経の麻痺、或いは膀胱膨満の結果膀胱菌組織の収縮が起こらなくなり排尿の随意性がなくなって尿閉や失禁を起こす状態→すっかり広がりきった膀胱が伸びたゴムのようになって元の大きさに戻らなくなること その状態では尿が膀胱内に溜まっても尿意を催さなくなる)
この病気の原因は猫の体質に関係し遺伝するものと考えられています。1度この病気になると一生ものという厄介な病気です。
症状
1)排尿困難及び頻尿
トイレの中で排尿動作を何度も繰り返すが、排尿は陰茎からポタポタと落ちる
程度か全くみない。その為飼い主は排便姿勢と勘違いし便秘間違える場合がある。又、陰茎をしき
りになめたり、トイレの中ではなくいつもと違う場所で排尿したり、排尿中に叫んだり身体をよじ
り苦しんだりする場合もある。
2)血尿
3)尿道閉塞を伴わないものは、元気・食欲ともに変化はみられないが、尿道閉塞が持続し腎不全を呈
した場合は尿毒症の症状を現し元気・食欲の現象或いは消失、嘔吐、体温の低下をみることがある。
そのような状態を放置し症状を悪化させると意識朦朧そして意識不明になる可能性もある。
このような状態(特に尿道閉塞)になったら直ちに(電話連絡をしてから:当院が不在時には速やかに他院を探すこと)連絡して下さい。この病気に関しては様子をみている猶予はありません。時間の経過は即手遅れに繋がります。膀胱炎を起こした後は特に気をつけて下さい。膀胱の炎症によって膀胱内の上皮が剥離し、尿中のストルバイトと絡み合い大きな塊になり尿道を閉塞させる危険性が高まる為です。
♀猫は尿道が太く短い為自然と尿と共にストルバイトなどは排出され殆ど心配ありません。♂猫は♀猫とは対照的に尿道がとても細く長いため尿道閉塞が起こりやすいのです。
この疾病は♂猫特有のものと言っても過言ではありません。
予防
再発の可能性が高い為予防が非常に重要です。
1)食餌 決められた処方食以外は決して与えないこと(市販のフード、牛乳、チーズ、等の乳製品・
煮干し・魚の骨などは禁忌)清潔で新鮮な水をいつでも飲めるようにしておく。(利尿を促すため)
2)適度な運動 肥満の防止
3)トイレはいつも清潔に保つ 多頭飼育の場合は複数のトイレが必要
4)処方された薬を症状が改善されても必ず指示を厳守すること


