FC2ブログ

パイオメトラ

クレオパトラじゃございません
パイオメトラ=子宮蓄膿症でございます

この所このオペが多いので2件ピックアップで説明します
今日は真面目ですから・・・

子宮蓄膿症

若いときに避妊手術をしておけば絶対ならない病気です
詳しくはこちらをご覧下さい
http://www.jyoto.jp/frame_funin.html

原因の大半は 卵巣の機能異常 です

シーズンが終わってもずっと卵巣から黄体ホルモンが分泌され続け、子宮内膜が増殖、故、バリアーが弱まり細菌に感染し易くなるわけです

まず今月13日に来院した 16才 のワンちゃん
閉塞性ではなく体外に膿が排出されていました
一目瞭然です 

GSK196.jpg

老齢故よろよろしてるのかそうでないのか定かではなかったけど無事オペ当日退院
とても元気になっています よかったね 

GSK699F0.jpg


今日の子は6才のラブラドール 
完全な閉塞性で全く膿は出てなかったけど白血球5万オーバー
即午後1試験切開
なんかちょっとした刺激で破裂するほど子宮内に膿が溜まってパンパンとても危険な状態でした 

グロ注意 
クリックすると画像が拡大します

GSKA95B.jpg


なんと20キロの体重で、摘出した膿一杯の子宮は驚きの 2.6キロ

前麻酔から拮抗剤注射後覚醒まで 40分足らず  迅速です 

醒めた途端に犬舎の中で大暴れ
なんとステンレスのスノコを破壊寸前

今すぐ帰れっ!!ごるぁっ!!

この子のオーナーは私の大の仲良し、ゆうまママの知人

「○○さん、失業されてて、息子さんが○○で、お嬢さんも○○なの・・・本当に弱り目に祟り目ってこのことね・・・」

「!J'・c_・`)エエッ!!しゅっしゅっしゅしゅ手術代っ・・・」

「払えるでしょう、と思う   犬に罪は無い・・○○さんにも…先生は天に宝が積めるでしょう」


どーみてもそれ以上聞きたくありません
本当にお疲れ様でした>あたし

GSK1506.jpg



避妊手術の術式には現在主に卵巣摘出(卵割)又は、卵巣子宮全摘出(全摘)が行われています

通常卵割で避妊手術を行う目的は完全に達成できます

全摘に比べ卵割のオペは麻酔時間も短く他にも多々患畜への負担が少ないというメリットがあります

卵割後の子宮は時間経過とともに萎縮し、卵巣から出るホルモンの影響がなければ子宮蓄膿症にもならない事が研究で証明されています

但し卵巣を取り残すことなく必ず摘出するという技術が要されます
卵巣は再生しやすい組織ですから・・・
(子宮に異常がみられた場合には全摘になります)

小さな疑問でもすべてこちらでお答えいたします
ニャンでも相談ワン
http://www.jyoto.jp/cgi-bin/board/board/

PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

湯子さん、ありがとう。
この記事おともだちにも教えるからね。

りりまま | URL | 2007年07月31日(Tue)00:15 [EDIT]