今日は大暑だってさ 暑かったね

ただただ反対だって騒いでいても建設的ではござらん
何故反対なのか色々検証する必要あり
で今回同胞真友なかーまYちゃんのレポート紹介します

要点
日本での目の不自由な人は約30万人強
その殆どが白杖歩行か、それに加えて介助者(家族やガイドヘルパー、ボランティア等)を使っている
盲導犬の使用者は約1000人、0.3%以下全文はこちら

必読

☆盲学校では白杖歩行が基本☆
〇月×日 都立八王子盲学校の学校公開に行ってきました。
うちの市報に公開の記事が小さく出たのがきっかけです。
私は初参加ですが、この公開は学校にとっては大きな年中行事のひとつのようで、雨にもかかわらず100名以上の来場者がいました。
生徒の家族、民生委員など福祉関係者、看護学校の学生なども大勢見受けられました。
私は、視覚障害者の歩行ガイドが必要な場合は、人間がするべきであり、それが最善と考えますが、学校現場ではどうなのか、少しでも知ることが出来ればと思いました。
公開の内容は、講堂での学校の概要説明とパネルによる学校紹介、授業の自由な参観、具体的な教育相談などで、先生方も忙しそうに立ち回っていました。当日は土曜日でしたが、公開用の授業ではなく、普段の授業が行われていました。
八王子盲学校は、都立4盲学校中、幼稚部から高等部専攻科まである唯一の総合校で、今年度は69名の児童・生徒が在籍。
寄宿舎もあり、32名が利用しているそうです(一時利用も含む)。
授業はマンツーマン形式が多く、多くても生徒が4人に先生が1人という構成でした。全盲の生徒は、各自卓上に点字のタイプライターを置いています。
盲学校などの特別支援学校では先生1人に生徒は6人以下と決まっているそうです。また担任は2名制です。
一通り参観した後、「教育支援コーディネーター」のS先生(40才くらいの女性)に、短時間ですが話を聞くことができました。
この先生は、最初に講堂で、校長、副校長に続いて説明をした方です。
S先生によると、歩行の基本はまず白杖歩行。小学部では週1回、45分の歩行訓練授業(校外で)があり、6年生までにひとりで通学できるようになることを目指している。それまでは殆ど生徒の家族が、通学に同伴している。
当校はJR中央線の西八王子駅から徒歩約15分ですが、途中横断歩道も複数あり、歩道の狭い箇所も見受けました。
また当校は家族の負担軽減のため、昨年「八盲サポーターズ制度」を立ち上げ、生徒の通学に同伴してくれるボランティアを募っています。ボランティアは現在6名ですが、非常に不足しているそうです。
ボランティアは週1回、生徒の登校か下校に同伴します。同伴開始前に、当校で簡単な講習を受ければよい、特に資格は不要。
当校の生徒は、年少でも非常に歩くのが「上手」なので、登下校に同伴するのは、未経験でもそれほど困難ではないとのことでした。
また、市町村でやっている、いわゆる「ガイドヘルパー制度」は、不定期の外出時のみ、という決まりで、通学には使えないそうです。
なので、「下校後に学童クラブに寄る」などと申請して、なんとかガイドヘルパー使用を許可されるケースもあるそうです。
また中途失明者(当校の高等部理療科には、中年以上の生徒も在籍)や弱視者は、とかく白杖使用を嫌がる傾向があるが、周囲からの安全認知という点でも、学校としては白杖使用を強く勧めているとのことでした。
なお、中途失明者の白杖歩行訓練については、リハビリセンターのような訓練施設が数カ所あるとのことです。
盲導犬については、18才以上でないと受給できないこともありますが、全く視野の外、という印象でした。
S先生は、
「自分のことも出来ないのに、犬の世話は出来ませんよね。現在、八王子盲学校の関係者で、盲導犬を使っている人はいません。」と言われました。
(授業参観でも見かけましたが、この学校の先生にも視覚障害を持つ方が何人かおられるようです)。
現在、視覚障害者は30万5000人といわれ、その殆どが白杖歩行か、それに加えて介助者(家族やガイドヘルパー、ボランティア等)を使っています。盲導犬の使用者は約1000人、0.3%以下です。
以前NHKの首都圏ニュース番組中に、埼玉県立盲学校「塙保己一学園」の高等部で、白杖歩行訓練に尽力しているE先生に関する報道がありました。
E先生は、鉄道会社の協力を得て、生徒達にホームから転落した場合の身の処し方なども体験させていました。
なお歩行訓練の費用に充てるのか、駅前で生徒や父兄達と募金活動も行っていました。
このように盲学校が白杖歩行に重点を置き、(将来的な)盲導犬の使用を選択肢としていないとなると、盲導犬団体はいかにして需要を掘り起こしているのか、非常に気になりました。

盲導犬を取り巻く利権 それって原発を取り巻く利権 原子力ムラのミニミニ版だからな
可愛いわんこを利用すんじゃないっ!!
これからも盲導犬大嫌い記事は続いていくのだ
